現行デミオは、車名まで変わった(Mazda2)ビッグマイナーチェンジを経てもう8年目の車です。 実際我が家でも3年間5万km乗ってます
モデル末期ですし、中古で検討中の方に見てもらえたらなと思います。
好きな理由
エクステリアが良い。これは好みですが、同クラスの同年代と比べると圧倒的にバランスが良くまとまっていると思います。
コンパクトカーにありがちなボンネット部分のもっさり感がないので、スマートに見えます。
インテリアも適度にメッキを使い質感はとてもよいです。
よくありがちな低グレードだと内装がショボイとかが極端ではないので、グレードによる差が少ないのも魅力です。
ライバルにあたる車の殆どがフルモデルチェンジしている中取り残されている感はありますけど、内装、外装とも古さはあまり感じません。
おすすめポイント
- テレスコピックがついている
もちろん手動ですが、これがついているコンパクトカーは少ないです。
ハンドルの前後の調整が出来るので、好みの運転姿勢を取りやく、正直これだけでもデミオ(Mazda2)を選ぶ理由になると思います。 - オルガンペダル
欧州車はほとんどオルガンですが、国産コンパクトで採用している車は少ないです。テレスコピックがあるお陰で、足に合わせたシートポジションでも腕がのびきったりしないし、オルガンペダルとも相まって自然な運転姿勢になります。
非CVTで6速AT
CVTがダメとは言いませんし、変速ショックが無い方が運転席以外の人は快適なんですけど、運転席の意見だとATの方が変速による加速感が味わえるので僕は好みです。
変速ショックといっても言うほどあるわけではありませんし、良いATです。
ダメポイント
- マツダコネクトがもっさり
頻繁にナビなどを使う場合はストレスだと思いますが、たまに使う程度なら問題ないレベルです。
ただ地図の更新コストなどもかかりますので、長く乗るならスマホなりタブレットなりで代用する事に慣れた方が良いです。 - 本当に狭い
これはライバルと比較してもぶっちぎりで狭いです。
後席は視界も悪く、4人乗車で長距離移動には向かないです。 - 収納スペースが少ない
小物置きのスペースが一応ありますが、最近の大型スマホはおけません。
またサングラスなどの収納場所も無いです。
年式とかグレードとか
デミオはちょいちょいマイナーチェンジが入っています。
安全装備が必要ならより新しいモデルが充実していきますが、2016年11月のマイナーチェンジでGベクタリングコントロールが標準装備されてからの車両が良いです。
Gベクタリングは加重を意識しない運転をする方が乗ってもスムーズに曲がっていきます。
運転していても機械的に介入された感じはしないので、わかりにくいのですが、雑な運転をする人の助手席が恩恵を受けるシステムだと思います。
ディーゼルかガソリンか
ディーゼルはパワーもあって良いエンジンだと思いますが、ディーゼル特有のカラカラ音と一時期話題になった煤問題が気になる方はガソリンをお勧めします。
2018年8月のマニナーチェンジでガソリンエンジンが1.3から1.5に変わりました。
1.3でも力不足に感じる事はありませんが、1.5のエンジンはMazda3やcx-3など他車種にも搭載されていて非常に評価の高いエンジンになります。
グレード
グレードは大まかに下のグレードから15C(13C)、15S(13S)、15Sツーリング(13Sツーリング)、15Sツーリング Lパッケージ(13SツーリングLパッケージ)と分けられます。
- C
Cは本当にベースグレードになり玉数も少ないです。 - S
Sの無印はLEDヘッドライトやオートエアコンなどがオプションになります。 - Sツーリング
Sツーリングはいわゆる快適装備が標準で備わっています。
専用デザインのシートになり、メーターの配置も変わります。 - Lパッケージ
LパッケージはSツーリング専用デザインのシートなどの一部内装がレザー調になっています。
- Sツーリングをベースにした特別仕様車も多数あります。
XDが付いたモデルはディーゼルです。
お勧め年式とグレード
僕が最もお勧めなのは2018年8月以降の15Sツーリングとなります。
安全装備が充実してきたのはもちろんですが、遮音性能なども改良されてコンパクトカーの枠をちょっと出た上質な空間になっています。
また2018年式ですと新車購入からそろそろ初回車検なので、玉数も増えていくので選びやすくなるでしょう。
フルモデルチェンジも2022年と言われているので、今新車で購入するのはどうなのかなという感じですが、DJ型はコンパクトカーとして本当に完成度が高いので興味を持たれましたら、試乗なりしてみてください。
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